どうも。エギングバッグに限らず、アングラーの玉手箱(装備)を見るのが好きな管理人です。
たまには人様のばかりを覗いてないで自分のも紹介しようと思い、記事を書こうと思う。
エギングバッグ選定の考え方
仔細は省くが、エギングはロッドを”シャクる”釣法だ。
ひたすらしゃくり続けるため、他の釣りと比べると肩周りがフリーになっている方がストレス無く動けて良い。
また、管理人の場合は細かくランガンを行うという特徴があるため、ある程度の収納力も求められる。
肩周りはフリーにしたいが、ある程度の収納力は欲しい…。
そのようなことを考え、管理人は今のところウェストバッグに落ち着いている。
実際に使用しているウェストバッグは以下だ。

このウェストバッグに決めた理由は以下だ。
- 収納力がある
- 拡張性が高い
- 肩ベルトが付属している
収納力と拡張性については後の各種写真を見て頂きながら感じていただきたいが、肩ベルトについては一言述べておきたい。
そもそもウェストバッグというのはしっかりと装着しないと危ない。
例えば、少し緩めにウェストバッグを装着していたとする。ウェストバッグの中に荷物満載であれば当然バッグは本来の位置より下がるが、この場合自身の歩幅が制限される場合がある。
何が言いたいかというと、磯などで飛んだり、足を開く際にウェストバッグが邪魔をすることがあるということだ。
しかしながらウェストバッグをしっかりと本来のポジションで装着するというのは(少なくとも中年の管理人には)腹回りが苦しいし(笑)、夏場は暑くなる。
このような時、肩ベルトがあるというのは非常に重要な意味がある。
荷物満載のウェストバッグをややゆるく装着していても、肩ベルトのお陰で本来あるべきポジションにウェストバッグが収まる。
結果的に腹回りは苦しくないし、暑くもないし、磯でも安全になるのだ。
肩ベルトの唯一の注意点はライフジャケットをどのタイプにするか迷うことだろう。
腰に装着するタイプのライフジャケットでは、このウェストバッグと競合してしまうため、使いにくい。
しかし浮力体が入っているライフジャケットは季節によっては暑い。
・・・そんなわけで管理人はベストタイプのライフジャケット(手動式のもの。自動式は勝手に開くおそれがあるため利用しない)を利用している。
肩ベルトとの競合はほぼ無いので管理人的にはこれでOKだ。
詳細レビュー
ウェストベルト(左側)
ウェストベルトの左右にはDカンが2つずつ付属している。
左側のベルトにある2個のDカンにはエギング時に使い終わったエギたちをじゃらじゃらとぶら下げる用途で利用している。
こうしておくと釣りから帰ってきた際にエギを洗いやすいし、大事なエギを長持ちさせることができる。
ちなみに管理人の場合、だいたい一回の釣行でエギを10~20個程度変えて細かくリアクションを見ることが多い。

バッグ左側面
バッグ本体の左側面にはシマノのロッドホルダーを装着している。

ロッドホルダーがあればエギ交換が大変やり易くなる。
ロッドホルダーをバッグ左側に装着しているため、頭上から見た際に時計回りにバッグを体の前に回し、左手でロッドホルダーにロッドを差し込む。こうすることで利き手である右手にエギ、左手でスナップを保持して足場が不安定な場所でもエギ交換が確実にできるようになった。

ロッドホルダーはモールシステム(MOLLE)に対応しており、ウェストバッグにも同じようにモールがついているため、かなりしっかりと装着できる。同一ブランドであるため、モール幅など含めて完璧なフィッティングだ。
管理人はこういうのに惚れ惚れするタチなのだが、私だけだろうか…
ウェストベルト(右側)
ウェストベルト右側にはシマノのハサミとプライヤーを同じくシマノのプライヤーホルダーに格納している。

「どうせなら全部シマノにしてしまおう」という軽いノリでシマノに統一している。(笑)
なお、このプライヤーホルダーは少々イマイチだ。
ハサミとプライヤーの脱落防止用にプライヤーホルダーにはベルクロテープが付いているのだが、このベルクロ位置がプライヤーのハンドル部分と干渉してしまうのだ。
オールシマノにしているのにこの使いにくさはどうなんですかね、シマノさん…

・・・ということで普段はプライヤーホルダーのベルクロは使っていない。
ただそうするとハサミとプライヤーを紛失しかねないため、ウェストベルトにあるDカンを利用し、脱落防止措置を講じている。
利用しているスプリングストラップはダイソーのものだ。強度はさほど無さそうではあるが、百均ということもあり消耗品レベルに考えている。
プライヤーホルダーについては正直イマイチであるが、ハサミとプライヤー自体は非常に良い。
ハサミは切れ味バツグンでPEラインからエステルラインまで良く切れる。
プライヤーはリングオープナーとして利用できるのは勿論、PEラインも切れるラインカッターが付いており、錆びに強いフッ素加工がなされている。
ハサミとプライヤーをお持ちでないならまずコイツを買っておけば間違いない。
バッグ本体のフロントポケット
バッグ本体のフロントポケットは意外と荷物が入る。
フロントポケット内に付いている内ポケットにはメイホウのバーサスシリーズのVS-355SD、VS-388DDが余裕で入る。

他にはヘッドライト、リーダー、紙石鹸などを入れているが、まだまだ余裕で入るレベル。
エギング以外にもランガンをする際にはこのウェストバッグを利用しているが、いまだかつて収納力に不満を感じたことはない。

バッグ本体のメインポケット
ご紹介し忘れていたが、フロントポケットとメインポケットは双方とも止水ファスナーを採用しており、海水の侵入などをある程度防いでくれるというのも見逃せない魅力だ。

さて、メインポケットにはエギング時には当然エギ達が収納されている。
実際の中身のアップは以下のような感じだ。

分かりにくいので一度出してみる。

管理人は通年を通して2.5号、3号、3.5号のエギを一通り持つようにしている。
春イカ(親イカ)シーズンであれば相場は3~3.5号ではあるが、時々2.5号の方が釣果が上がったりすることもあるため(子イカシーズンの秋は3.5号は流石に持っていかないが3号は持っている)。釣りはなかなかセオリー通りにいかないものである。
ところで肝心のエギだが、管理人的には以下のエギがおすすめだ。
何よりも変な中国製のエギを除けば抜群のコストパフォーマンスだ。
(ちなみに管理人は安物の中国製のエギもよく使う。主に底を取ったり根掛かりしそうな藻場で利用する用途で)
お金に余裕があるなら個人的にはエギ王が最強だと思っている。
フロント前面のMOLLE
初夏あたりからはイカは釣れなくなるが、初夏~秋までは大きな港や堤防でのジグ単をランガンスタイルで楽しむことが多い。
そのような時にはフロント前面に更にシマノのドリンクホルダーを装着している。
まぁまぁな保冷力があるので、管理人的には非常に重宝しているアイテムの一つだ。
それ以外にもMOLLEに対応しているものであれば大抵OKなので、ギャフやタモのホルダーを装着したりすることももちろん可能だ。

まとめ
ウェストバッグはシマノ以外にも様々なメーカーが販売しているので、ご自身のお気に入りのものを利用すれば良いとは思う。
しかし、今回ご紹介したシマノのタフウェストバッグは、シマノという一流ブランドが出しているという安心感はもちろん、アタッチが可能なホルダー等が共通規格で作られているため、フィッティングがキレイにキマる。
あくまでも個人的な感想だが、ウェストバッグ軸で同じブランドで揃えるとかっこいいのでおすすめだ(笑)。


