管理人くぼやんはジムニー(JB23Wの9型MT)を所有している。
ジムニーは狭い林道にも躊躇せずに入れるため、源流域でフライフィッシングをしたり、ソロキャンプを年に50回程度するのが趣味な管理人には非常に相性が良いのだ。
ジムニーに限らず車全般にいえることだが、エンジンオイルはこまめな交換をおすすめしたい。
今日はジムニー乗りの方に「ジムニーのエンジンオイル交換はこんなに楽だぞ!」ということをお示ししつつ、ぜひ車の整備にも興味を持っていただければと思い、記事として書き残しておく。
エンジンオイルの重要性と役割
ご存知の方も多いので簡単に留めるが、車のエンジンオイルとは、人体に例えると「血液」そのものである。
エンジンオイルはエンジン内部の隅々まで行き届きながら、エンジンオイルの重要な役割を果たす。
エンジンオイルの役割とは具体的には以下の7つだ。
- 潤滑作用
- 冷却作用
- 緩衝作用
- 密閉作用
- 洗浄作用
- 防錆作用
- 酸中和作用
これらをトータルして「エンジンオイルの7つの作用」などとよく言われることが多いので、ご存知ない方はぜひ覚えておいていただきたい。
簡単に各作用についても記載しておこう。
潤滑作用
エンジンは非常に多くの部品点数から成立している。
それらの部品が連動することによって車を進める仕事量を提供している。
これらの構成部品が接触しながら稼働をすると当然接触面には摩擦が発生してしまう。
エンジンオイルの一つ目の潤滑作用とは、この部品の接触面に油膜を形成することで摩擦低減を図り、部品保護の役割を果たす作用のことを言う。
冷却作用
摩擦は当然摩擦熱を生み出す。
中学で学習する内容だが、もし摩擦熱を知らなければ一度自身の臀部をヤスリがけしてみていただきたい。
たぶん、すごく熱いと思うはずだ。笑
摩擦が生じる以上、摩擦熱は必ず起こるものだ。
エンジンオイルはこの摩擦熱を吸収してエンジンの部品を冷却する作用を果たす。
緩衝作用
先程述べた通り、一口にエンジンと言えども多くの部品によって構成されるものだ。
それぞれの部品は当然接触している部分もあるわけだが、この接触部分に大きな圧力が加わることもエンジン内部ではよくあることだ。
なぜならば、エンジンとは基本的にガゾリンを含んだ混合気を意図的に爆発させているからだ。
爆発時のエネルギーは相当なものであるから、エンジンの構成部品がまともにこの爆発エネルギーを受けると摩耗や劣化、最悪の場合損傷するという結果になってしまう。
そこで、エンジンオイルがそれらの圧力を受けた際に適度に分散させ、衝撃を吸収する作用があるのだ。
密閉作用
さきほどエンジン内部では爆発が起こっていると記載した。
この爆発が起こる際に緩衝作用が働くのだが、それと相反する密閉作用もエンジンオイルは併せ持つ。
爆発エネルギーをもとに車は動くわけだから、当然ある程度狙った爆発エネルギーをエンジンから取り出せないと話にならないのだ。
エンジンの構成部品それぞれの間にはごく僅かだが隙間が設けられている。
密閉作用とはこの微細な隙間に入り込んで部品と部品の間をシールするための作用のことだ。
洗浄作用
とはいえ金属の部品同士がこすれるわけなので、多少なりとも鉄粉や、ガゾリンの生焼けによって生じるカーボンスラッジなどのゴミがエンジンの構成部品に生じてしまうのは仕方のないことである。
エンジンオイルはこれらのゴミを部品から洗い流すための作用も持っている。最終的にはオイルフィルターによってそれらのゴミがキャッチされ、エンジンオイルフィルターを交換することによってエンジンの外へ追いやる作用があるのだ。
防錆作用
潤滑作用の説明の際に油膜を形成すると記した。
実はこの油膜には防錆作用もある。
エンジンの構成部品が空気や水分に直接触れないように油膜を形成することで錆の発生を防ぐという大変重要な作用も併せ持つのだ。
酸中和作用
ご存知の通り排気ガスは臭いし多少なりとも有害だ。
エンジンオイルにはエンジンの爆発によって腐食性の強い酸性ガスが発生することをご存知だっただろうか。
この酸性ガスをエンジンオイルが吸収し、中和するための作用こそが酸中和作用だ。
【小まとめ】エンジンオイルは大変重要
そもそもこの記事にたどり着いて下さった方々に対し、エンジンオイルの効能を語るというのは恐れ多い話ではあるが、管理人なりにエンジンオイルの7つの作用についてまとめてみた。
これら7つの作用はエンジンオイルの劣化によって徐々に失われていってしまう。
そのため、なるべくこまめにエンジンオイルを交換し、常にエンジン内部の状態を適正に保つことが大変重要だ。
ジムニーのエンジンオイル交換について
オイル交換の時期とシビアコンディションについて
管理人が所有するJB23W型のジムニーの場合は以下のどちらか早い方だ。
- 前回のオイル交換から6ヶ月経過
- 前回のオイル交換から5000km走行
上記のどちらかに抵触すれば即オイル交換が望ましい。
ちなみに、上記の記載は通常の走行の場合であり、いわゆる「シビアコンディション」での車の使用は上記の半分になる。(もちろん、メーカー側でも安全マージンはとっているはずなので、厳密にやる必要はないが)
つまり、シビアコンディションの場合は以下だ。
- 前回のオイル交換から3ヶ月経過
- 前回のオイル交換から2500km走行
シビアコンディションとは、例えば「一回の走行距離が8km未満であり、その走行距離の合算が総走行距離の30%を占める場合」等が該当する。
これは余談だが、同じような理由で極端なエコ運転(高回転を使わない)をするとカーボンスラッジが堆積し、オイルラインを詰まらせたりすることもあるので、時々(管理人の場合は少なくとも100kmおき位)レッドゾーン付近まで回したり、高速を一つ下のギアで走行してあげたりすると良いかと思う。
・・・ということで意外と日本国内での使われ方はシビアコンディションに該当するケースが多いのだ。
特に管理人が乗っているJB23W9型のジムニーはターボであるから、タービンの軸受部分にもエンジンオイルが巡っている。タービンの排気側の温度は大体700~800℃と言われているため、このような高圧・高温に常時晒されており、信号の多い都心部をフルブーストで駆け巡るような走り方をしているため、どう考えても管理人のJB23Wはシビアコンディション認定だ。
ジムニー(JB23W)の指定粘度
JB23Wの場合、エンジンオイルの指定粘度は「5W-30」である。
管理人の場合、5W-35のエンジンオイルを使用し、多少燃費を犠牲にしてでも油膜をしっかりと保持するエンジンオイルを使うようにしている。
(ご参考)エンジンオイルの数字について
「5w-30」や「10w-35」等といった表現でエンジンオイルのおよその性質を表すことが多い。
具体的に何を表すかというと「エンジンオイルの粘度」だ。
この数字表記は非常に重要なのでせめてご自身の車の指定粘度だけでも覚えておくことを推奨する。
簡単にまとめると以下の通りだ。
- ハイフンの前:対応可能な外気温の最低温度と低音下での粘度、始動性を示す。
- ハイフンの後:オイルが高温になった時の粘度、エンジンの保護性を示す。
低温側の数字と、始動可能な気温の目安をまとめると以下になる。
なお、「W」というのは”Winter”のことで、慣例的に記載される。
| 表記 | 始動可能な気温の目安 |
| 0w | -35℃ |
| 5w | -30℃ |
| 10w | -25℃ |
| 15w | -20℃ |
| 20w | -15℃ |
| 25w | -10℃ |
ハイフンの後の数字、高温側の粘度については高ければ高いほど粘度が増して油膜が張りやすくなるが、一方で抵抗が増えるため燃費が悪くなってしまう。
ちなみに、管理人的には多少燃費が悪くなってもエンジンの保護性能を重視したい、という考えがある。
(ご参考)エンジンオイルの規格
エンジンオイルにはAPIという規格がある。
APIではエンジンオイルのグレードをSA,SB,SC,SD,SE,SF,…と規格制定のタイミング毎に分けられているのだが、今日ではSL・SM・SNの3つが店頭によく並んでいるはずだ。
SL規格は2001年以降のガソリン車に適用された規格のことだ。従来のSJ規格の性能を上回り、高温時におけるオイルの耐久性能・清浄性能・酸化安定性を向上すると共に、厳しいオイル揮発試験に合格した規格だ。
SM規格は、SL規格よりも省燃費性能の向上、有害な排気ガスの低減、エンジンオイルの耐久性を向上させた規格だ。また、これまで試験の無かった劣化油の低温粘度を計る試験が追加され、低温流動性、酸化劣化に優れたベースオイルを使用している。
SN規格は、従来一番厳しい規格であったSM規格よりも、省燃費性能、オイル耐久性、触媒システム保護性能の改善がされた規格だ。省燃費性能はSM規格対比0.5%以上の改善。オイル耐久性はデポジットの発生をSM規格対比14%以上改善。触媒システム保護性能の改善は触媒に悪影響を与えるリンの蒸発を20%までに抑制することでSN規格となる。
(ご参考)エンジンオイルの作り方の違い
エンジンオイルにはその作り方の違いから鉱物油、化学合成油、部分合成油の3種類に分けられる。
鉱物油は品質にバラツキがあり、化学合成油は品質にバラツキが無く、部分合成油はその中間といったところだ。
値段的には鉱物油が最も安く、化学合成油が最も高く、部分合成油はその中間だ。
化学合成油は不純物が殆ど無い高純度のエンジンオイルなので、値段は高いかもしれないが基本的には化学合成油をおすすめする。
(ご参考)歴代ジムニーのオイル交換量
以下に歴代のジムニーのオイル交換量をまとめておく。必要に応じてご確認いただきたい。
| 型番 | オイル量 (オイルフィルター交換しない場合) | オイル量 (オイルフィルター交換する場合) |
|---|---|---|
| JA71 | 2.5L | 2.8L |
| JA11 | 2.7L | 2.9L |
| JA12 | 2.7L | 2.9L |
| JA22 | 2.8L | 3.0L |
| JB23 | 2.8L | 3.0L |
| JB33 | 3.5L | 3.7L |
| JB43 | 3.8L | 4.0L |
| JB64 | 2.6L | 2.8L |
| JB74 | 3.6L | 3.8L |
必要なもの
(必須)エンジンオイル
エンジンオイル交換をする以上、エンジンオイルは当然必須だ。
管理人はエンジンオイルにはNUTEC(ニューテック)のZZ-01を利用している。
ZZ-01の粘度は5W-35ということで、指定されているオイル粘度よりも高温側での油膜保持が向上している。

(ほぼ必須)オイルフィルター
エンジンオイルの洗浄作用の結果として生じる鉄粉やスラッジを吸着する働きを持つ。
「オイルエレメント」と言われることもあるオイルフィルターだ。狭義にはエレメントとフィルターは違うものだが、基本は気にしなくて良い。
※正確を期すために記載すると、エレメントとは、オイルフィルターの中にある濾過紙自体のことを指す。
こまめにエンジンオイル交換をしている場合、オイルフィルターは毎回交換する必要はない。基本はエンジンオイル交換2回に1回で良い。
オイルフィルターは純正の他に互換品が安く売られている。管理人は互換品を使うためというのと、そもそもオイルフィルター自体が高いものではないので、エンジンオイル交換時に毎回交換している。

(ほぼ必須)廃油処理ボックス
古いエンジンオイルを処理するために、なんらかの対策を考える必要がある。
管理人の場合は廃油処理箱を利用しているが、それ以外にもバケツで廃油を受けて、その廃油を凝固剤で固めてゴミとして捨てる等の方法もある。
廃油を捨てる際には必ず自治体のゴミ捨てのルールに従うこと!

(必須)ドレンボルトとオイルフィルターを緩めるための工具等
最低限必要なのは
- オイルパン最下部にあるドレンボルトを緩める工具
- (オイルフィルターを交換する場合)オイルフィルターを緩める工具
の2つがあれば良い。
ドレンボルトを緩める工具であれば、以下のようなものがある。
- スパナ
- メガネレンチ
- コンビレンチ
- モンキーレンチ
- ラチェットレンチ
などなど、大量に工具は存在する。
管理人の場合は、ラチェットとソケットを組み合わせて外すことが多い。
ドレンボルトの大きさは純正であれば17mmだ。

オイルフィルターを緩める工具としては、フィルターレンチという工具が存在する。
フィルターレンチは複数のサイズに調節できるようなものと、あるオイルフィルターのサイズに最適化されたものの2種類が存在する。(オイルフィルターの直径は複数の種類が存在する)
管理人の場合は、JB23Wのオイルフィルターに最適化されたフィルターレンチを利用している。(さほど高いものでもないし、ジムニーもかれこれ10年くらい乗っているため)

(ちゃんとしたければ必要)トルクレンチ
ボルトごとに規定トルクというものがある。
この規定トルクを確認するために使うものがトルクレンチだ。
ただし、トルクレンチが無くても大丈夫ではあるので、必要に応じて使ってもらいたい。

(ほぼ必須)パーツクリーナー
オイルパンやアクスルハウジングの汚れを清掃するのに必要だ。
エンジンオイル交換時のオイル汚れを放置していても走行には問題ないが、エンジンオイルが漏れているのか、エンジンオイル交換時の汚れなのかが判別できないと致命的なことになりかねないので、大抵の方は綺麗に拭き取るものだ。
基本的にパーツクリーナーはプラスチック部品を痛めてしまうのだが、「プラスチックセーフ」系のパーツクリーナーを購入すると、プラスチック部品にも安心だ。

交換手順
交換手順の流れ
交換手順の流れについては以下の通りだ。もしオイルフィルター(エレメント)を交換しない場合は、以下の3,4の工程を飛ばせばOKだ。
- 暖気を行う(5分程度)
- オイルフィラーキャップ・ドレンボルトを緩めて古いエンジンオイルを排出する
- 古いオイルフィルターを外す
- 新しいオイルフィルターを取り付ける
- ドレンボルトを付け直す
- 新しいエンジンオイルを規定量入れる
- オイルフィラーキャップを締め、暖気を行い、漏れが無いかを確認する
実際の交換風景
暖気を行った後にオイルフィラーキャップを取り外している場面。
オイルフィラーキャップは手で回せる程度のトルクだ。間違えても締める際に工具等でトルクを掛けないように。
外したオイルフィラーキャップはインタークーラーあたりにでも置いておこう。新しいエンジンオイルを入れ終わるまでは基本的には開けっ放しで問題ない。

オイルフィラーキャップを緩めた後に、下回りをフロント側から覗いている場面。
管理人のJB23はドレンボルトを社外品に組み替えている。
社外品にした理由は、ドレンボルトに強力なマグネットが付いており、オイルパン内部の鉄粉を吸着してくれると思ったからだ。あとはかっこいい。笑
純正状態であれば、17mmのレンチ等で緩める。
緩めるとすぐに古いエンジンオイルが出てくるので、必ず下にオイル受けや廃油ボックスを設置した状態で行うこと。

余談だが、アルミテープチューンをやっている。
アルミテープチューンは帯電しやすいFRPパーツ等にやるのがおすすめだが、実験を兼ねてオイルパン下部にも貼ってみた。
なお、アルミテープチューンの効果はかなりあるので、おすすめだ(そのうち記事にする予定)。なお、管理人が使ったアルミテープは以下。
古いエンジンオイルが出てきている図。
慣れてくると廃油ボックスの中にピンポイントで落とすことが出来るようになる。

古いエンジンオイルがある程度ドレン穴から出きったら、オイルフィルター(エレメント)を交換する。
オイルフィルターはこの部分だ。

管理人はオイルフィルターのサイズに適合したフィルターレンチを持っているので、作業は簡単だ。
やや手が届きにくい箇所にあるので、手持ちの工具で上手くやる必要がある。

オイルフィルターを緩めた後にはドレン穴から出きらなかった古いエンジンオイルがどばっと出てくる。
写真の下部にある太い部品がアクスルハウジングなのだが、このアクスルハウジングに古いエンジンオイルが必ずかかる。
どうしても嫌な人はアクスルハウジング上部に牛乳パックを置く等の工夫が必要だ。
(管理人は気にせずに緩めているが…SUZUKIさん、これはちょっと整備性どうなんですかね…)
新しいオイルフィルターのゴムパッキンに古いエンジンオイルを一周分塗る。
こうしないとオイルフィルターを取り付ける際にゴムパッキン部がちぎれてしまう可能性があるからだ。

オイルフィルターのゴムパッキン部に古いエンジンオイルを塗ったら元通りに組み付ける。
このオイルフィルターの締め付け規定トルクは14N・m(140kgf・cm)だ。
トルクレンチがない場合は、Oリングが接触したらそこからレンチで3/4回転させて締め付けること。
やってみるとわかるが、オイルフィルターの締め付けに大トルクは不要だ。
変に頑張って締め付けてしまうとエンジン本体(オイルフィルターのメス側)が駄目になってしまい、かなりの修理費用がかかる場合があるので、要注意だ。
管理人のJB23のドレンボルトは社外品であるため、マグネット部分の清掃を実施する。
純正のドレンボルトであっても鉄粉が付着していることがあるので、パーツクリーナー等で綺麗に清掃を行うと良い。
また、ドレンボルトにはドレンワッシャー(ドレンパッキン)をつける。
ワッシャーはストレートさんのものが安くて品質も良いのでおすすめだ。
JB23のメンテナンスマニュアルにもこのドレンワッシャーは毎回交換との記載がされている。
きつめに締めれば再利用出来る、という記事もよく見るが、ワッシャー自体が非常に安いので毎回交換をおすすめする。

ドレンボルトの清掃とドレンワッシャーを入れたらドレン穴に元通りに組み付ける。
このドレンプラグの締め付け規定トルクは49N・m(500kgf・cm)だ。
トルクレンチを持っていない場合は、新品のパッキンがオイルパンに接触した時点から3/4回転締め付けること。
ドレンボルトの締め付けもやってみるとわかるが、オイルフィルターとは異なりそこそこのトルクで締め付けることになる。しっかりとドレンワッシャーが潰れていくのを感じながら締め付けるイメージだ。
ここまで来たらあとは新しいエンジンオイルを入れるだけだ。
オイルジョッキに新しいエンジンオイルを注いでいこう。


まとめ
非常に長くなってしまったが、エンジンオイルの重要性やジムニーのエンジンオイル交換についてまとめてみた。
慣れれば作業時間は15分程度で完了するので、ジムニー乗りの皆様にはぜひご自身でのエンジンオイル交換をおすすめしたい。
最近では購入点でエンジンオイル交換が無償、というサービスをやっていることもあるが、それだとエンジンオイルを上部から抜き取る方式を摂ることが多く、オイルパン下部の鉄粉やスラッジ等が取り切れない可能性もある。
ご自身でやる場合はほぼ強制的に下部からの抜き取りになるので、鉄粉やスラッジもよく取れる(気がする)。
簡単な作業だし、下回りを覗き込みながらの作業で色々と気付けることもあるので、ぜひやってみていただきたい。


