「友人に誘われてキャンプマットを買う必要がある」
「予備のキャンプマットを買っておきたい」
「キャンプはしないけど、車中泊用にマットを買っておきたい」
「防災のためにも用意をしておきたい」
そのような「とりあえずマットを買う必要がある」方向けにお届けしたい、コスパが優秀なおすすめキャンプマットを3種類ご紹介しようと思う。
キャンプマットとは?必要なの?
キャンプマットとは
キャンプマット(シュラフマットとも言う)とは、キャンプを行う際にシュラフ(寝袋)の下に敷くためのマットだ。
このキャンプマットを敷くことで、テントの冷気を遮断し、地面の凹凸を軽減させるという効果がある。
「シュラフはふかふかなのにマットっているの?」って思われるかもしれないが、シュラフは寝ている時には体重で潰れてしまう。
そのため、シュラフは人間の(仰向けに寝る場合でいうと)背中側では一切の仕事をしていないといって良い。
背中側の断熱性とクッション性の確保はあくまでもキャンプマットがやってくれることなのだ。
そのため、寝心地を左右する非常に重要な要素である。
また、しっかりとしたキャンプマットを選べば、真夏時にはシュラフすら不要で寝れる場合もある(場所によるが…)
キャンプマットにはいくつかの種類があるが、詳細は以下のページにまとめたので良かったらご確認いただきたい。
キャンプマットの必要性
キャンプマットの必要性としては上記で述べた通りだ。
しかし、それ以上にキャンプマットを購入する極めて重大な必要性がある。
それは防災用品として極めて重要な働きをする、ということだ。
どういうことかと言うと、仮に被災して体育館等で過ごす際、その体育館の床の硬さや冷気をシャットダウンしてくれる、ということだ。
被災生活でツラいことは多々あるが、その中でもせめて休める環境を構築しないと、精神的肉体的疲労が回復しないレベルまで低下してしまう。
こういったマットというものがあるかないかで翌日の疲労感は全く異なる。
また、防災用品としての活用の他に来客用のベッド代わりに利用することもできる。来客用ベッドを用意しておくよりも遥かにコンパクトに収納できるし、使う時にはすぐに使える。
防災用品というと普段使わないが故になかなか高価な物を買えないというのが普通の心情ではあるが、来客用ベッドとしても使えるとなると活用シーンは多少なりとも広がるのではないかと思う。
マットがあれば、日常シーンから被災時まで幅広く使えるケースがあるのだ。
おすすめキャンプマット3選
今回は、以下の点を考慮したおすすめをご紹介しようと思う。
もっとコンパクトになったり軽量なものもたくさんあるのだが(THERMARESTの製品等)、コスパの面で今回は敢えてご紹介を控える。
あくまでも車中泊や防災用品を軸とした製品選定だ。
なお、THERMAREST等の有名アウトドアメーカーのマットを車中泊に使うのはオススメしない。
理由としては、車内利用による破損リスクが高いためだ。
逆説的に今回ご紹介するキャンプマット達は少々ラフに扱っても壊れない。
WAQ インフレータブル式マット 8cm
個人的にはこのアイテムが最もおすすめだ。
コスパが良く、マット自体の性能も高い。
強いて言えば携帯性が悪い程度。携帯性が悪いため、徒歩での持ち運びには向かないが、車があればなんの問題もないサイズだ(管理人は積載力が無いことで有名なジムニーに乗っているが、それでも問題ない)。
詳細なレビューは以下に記載したので良かったらご確認いただきたい。
コールマン キャンプインフレーターマット
こちらもおすすめ、天下のコールマンから販売されているキャンプインフレーターマットだ。
WAQのインフレータブル式マットと比べて軽く、若干コンパクトになっている。
値段的にもWAQのインフレータブル式マットとほぼ同等だ。
違いとしてはこちらのキャンプインフレーターマットの方が使用時の厚みが5cmということで、WAQのインフレータブル式マットの8cmと比べて少々厚みがない。
・・・とはいえ5cmもあれば通常は十分ではあると思うので、ここらへんは好みかもしれない。
また、こちらのマットはR値の記載がない。WAQの方はR値が6.0と4シーズンの利用が可能なレベルに仕上がっているが、こちらは4シーズンは厳しそうである。現実的には3シーズン利用可能なものとして考えた方が良い。
もっとも車中泊での利用であればR値はさほど気にする必要がないので、こちらでも十分だろう。
オンリースタイル 車中泊専用マット
車中泊専用マットという面白いジャンルのマットだ。
携帯性は壊滅的ではあるが、マットの厚さが10cmと今回ご紹介するマットの中では最大。
10cmもあれば車中泊向けの車以外でも段差を感じることなく休めるはずなので、車中泊利用を想定している方にはこちらがおすすめだ。
基本的には釣り人向けに開発されたそうだが、マットに釣り人向けもキャンパー向けもないので気にせず使って良い。
ちなみに車中泊時に20cm程度の隙間(例えば車のシートとシートの間等)であればこのマットだけでその隙間を埋めることができる。流石車中泊専用マット、厚みの暴力である。
まとめ
キャンプマット、車中泊マットのうち、非常にコスパが良いものを中心に3点ご紹介した。
今回ご紹介したマットはどれもコスパが非常に良いので、家族の人数分の購入をする際などにも便利だ。
睡眠の質を左右しているのはシュラフよりもこちらのマットなので、マット選びは非常に大切だ。
この機会にぜひコスパが最強のマットをお手にとってみてはいかがだろうか?




